公の父性(*2)と地域の自由手で「分かち合い」の地球人類社会を!
富と権力を超克して、「北と南の分断」から「地球人類社会」へ進むために!
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地球人類は物的領域に関する科学技術的な進歩によって惑星的な永きにわたった「動物惑星」の時代を終息させつつあり、先進諸国といわれる国々では、生きるために費やす時間を可能な限り縮小して、内的生活を豊かにし、太陽系宇宙を常に意識に乗せる「人間惑星」の時代に漸くにして足を踏み出せそうな時を迎えつつあります。
人間が人類史的な長さに亘って、多くの史実や識者から学び自ら体験して獲得した形質は、個別の特性ある人格を形成し、時代の放つ与件に適応するかしないかによって、様々な評価を手にしています。この個人的な獲得形質は、一つの家系に止まらず、民族や国家についても永きに亘って繰り返され、伝統的特性として国家や地域にも誇りと愛着をもたらしています。
況や一家系から国家にまでという集団の期待する利益を背景に、国家間の競合や力ある覇権をもって追求しようとする国益は、個別益に潜んで留まることを知らない貪欲性を、集団益の名をもって大儀名分化しているのが国際的な一般的風潮でもあり、非難も問題視もされず、相変わらず個人的自由の枠組みは欲望の渦に飲み込まれて、履き違えた自由と平等の名のもとに相もかわらぬ深化されない様相を示しているようであります。
このような国際的風潮は、地球的人類社会を構成する国家群としてあるべき集団的立場を自ら崩壊させる遠因となり、人間惑星ヒューマン・プラネットの「地球人類社会」を意義あるものとする「公の父性」による制御の実施を必須のものとする背景を造っています。地球人類社会を構成する特性ある国家ならびに国民の意識段階の向上が自律的な制御を可能とするまでは、地球人類社会の「公の父性」の段階的な展開が、ぜひとも必要になっているのであります。
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