地球生命体への善と益と
6.参考資料
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1)貪欲の定義
欲望をどこまでも追求し、満足することを知らない様子を言い、生物がもつ欲望の必要性(充足性による自律、中庸な自律性、分かち合い、忘己利他、内的進化)を越えた貪る欲望であり、止まることを知らない欲望の展開する状態をいう。肉体や、情緒体、精神体の各体における自我制御は、己我の放棄であり、己我はパーソナリティのもつ要求であり、生物としての充足に関する思索と、不充足における分かち合いとが、神我、大我への調和の道である。
2)十二因縁(じゅうにいんねん)
仏教の開祖釈尊が菩提樹下で悟ったといわれる真理。十二支縁起あるいは十二縁起とも呼ぶ。生老病死という四苦で言い表される我々苦的存在は、無明ではじまり老死で終わる次のような十二種の契機によって成立するとみる因果法則である。無明(むみよう)→行(ぎよう)→識(しき)→名色(みようしき)→六処→触(そく)→受→愛→取→有(う)→生(しよう)→老死。すなわち無明があるから行があり、生があるから老死という。あるいは老死があるのは生があるからであり、行があるのは無明があるからであるとみる。これを縁起の順観と呼ぶ。逆に生がなければ老死がなく、無明がなければ行もないとみる。これを縁起の逆観という。このように十二因縁は〈此れ有るが故に彼れ有り〉〈此れ無きが故に彼れ無し〉という基本的な縁起観にもとづいて、生死流転の因果構造を分析した結果をまとめた法則である。しかもこの法則は自然法則とはちがって、最終的には無明を滅して生老病死という苦から解脱することを目指す実践的法則である。(平凡社百科事典、横山
紘一氏)
3)十如是(じゅうにょぜ)
十如是とは、「如是相」「如是性」「如是体」「如是力」「如是作」「如是因」「如是縁」「如是果」「如是報」「如是本末究竟等」の十の因果関係をもち宇宙全体あらゆるものの存在の実態がここにありというもので、これを「諸法実相」という。
「相」:あらゆる存在には「相」:(すがた)があり、「性」:相のあるものは必ずそれにふさわしい性質をもっており、「体」:性質のあるものは、必ずその主体があり、「力」:体は必ずある力を持ち、「作」:力があると、それは必ず外へむかっていろいろな作用を起こし、「因」:必ずお互いに関係しあって原因となっていろいろな現象を起こす。「縁」:何かの機会か条件に恵まれたとき「果」:結果として現れ、「報」を残し、「本末究意等」:人間の知恵ではどれが原因だか結果だか解らないことも多いが、天地の真理である一つの「法」によって動いているものであるという人間の世界の実相を説くもの。
4)四諦の法則(したいのほうそく)
仏教で説く四つの真理(諦、サティヤ satya)のこと。四聖諦ともいう。仏教の開祖である釈梼は、ブッダガヤーの菩提樹下でこの四諦の真理を、あるいは十二因縁という縁起の法を悟ったといわれ四つの真理とは苦諦、集諦(じつたい)、滅諦、道諦の四つをいう。このうち苦諦とは、我々すべての存在は生老病死などの苦に悩まされる苦的存在であるという真理。集諦の集(じゆ)とは原因という意味で、苦を生ずる原因は渇愛に代表されるこころの汚れ(煩悩)であるという真理。滅諦とは、煩悩を滅した状態は寂静なる涅槃(ねはん)であるという真理。道諦とは、涅槃に導く道は、八正道などの実践行であるという真理。これら四つの真理のうち、前二つは、集諦があるから苦諦があるという迷いの世界における因果関係を、後者の二つは、道諦があるから滅諦があるという悟りに向かう過程での因果関係をそれぞれ表しており、仏教の縁起説(縁起)を十二因縁とは異なった側面から表現したものである。(同上)
5)集団イニシエーション
今まで聖なるグループ・イニシエーション(先賢の聖なる秘伝を受けて、大いなる変容や人間を超える覚醒を達成することを集団として)達成することを妨げていた極めて困難な多くの要件が整わなかったためと言っていいように思います。そのために人類の長い歴史の中では、未だ達成されたとは、記録には残っていません。
集団ではなく人間としてのイニシエーションにも、様々な段階があります。イニシエーションには低我三体のそれぞれに対して達成すべき必要な段階があり、それぞれの段階は凡て、自我の放棄や無執着によって達成されるものといわれています。
グループ・イニシエーションの達成を妨げてきたものは、必要ないくつかの要素が併存できる状況ではなかったことであります。しかし、こんにち始めて必要な重要な要素が整い始めています。
その一つは、一定以上に進化した人達のグループの存在、第二にはグループ・イニシエーションの支配的かつ磁力的な主題をグループに提供できなかったこと、第三は当事者たるグループが、その主題を発見できなかったことにあるように思われます。
客観的な近代科学技術の進展が、多方面にわたるようになり、量子力学の分野や脳科学に関する学問や、認知領域のわたる理解が進むにつれて、先賢の記載された古い文書に残るシンボルや記号、象徴的な記述などとの接点が発見され、理解の橋頭堡が生まれつつあります。
これらの要件が、与件の厳しい変化の要請から、内界において整いつつあり、究極的にはこれを現界において実現することが目標になります。その準備がここに記述した多くの要件に示されていると思って頂くときがくると思います。
6)欲望への無執着:新しい時代に適応する経済システムの特性つけ
培養機器における細菌汚染防止システムに比定する市場経済制の新指針
【貪欲の除去を進める心理的汚染の防止策の検討】

以 上