地球社会における新文明への耕作活動へ

日本の国際貢献 Japan's international contribution

地球生命体への善と益と

3.天と地と十字にわたる指導体系の認知

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太陽を中核とした太陽系宇宙は、特定意志の創造によって与えられた軌道を正確に回転しつつ、気の遠くなるような膨大な運動エネルギーと生命エネルギーを放射しつつ、地球は今日も普段と変わりなく時の歩みを続けています。宇宙的な時間から言えば微々たるものでもあった人間の営みも、生物の特徴でもある対数的曲線をもって増大する時期を迎えて、消費する食物も肉体を維持するための他の生命体を食する量も、生き抜くための空気も、必要な消費や生産を維持するための燃料も、このところの物質文明の影響は、地ばかりではなく天と地の関係にも影響を及ぼすようになりつつあります。そして地球生命体の異常は誰の目にも明らかとなり世界の各地で普段とは変わった現象として落ち着き悪く観察されることが多くなっています。

この地球生命体にとっての明らかな異変は、長い人類史にとっても異様な事態であり、我々の勉学や過去の獲得形質という領域の中からの対策はないものと考えるべきであります。我々人間の既知の領域から思考を展開するのではなく、人間が見失ったかもしれない人間本然の潜在的な認識を活用する外ないのかもしれないと、対策の基本を腹におく必要があるように思います。

こうして太陽と地球生命体という聖なるご意志と、地球上に住む人間を今までご指導して来られた聖なる高級霊のご指導を交差して受容し、そこから受容できる新しい認識やそこから生まれるご意志の目指すものを、真摯に受け止める謙虚な地球人類という姿勢以外に、具体な対策を求められないかもしれません。


① 必要な思想段階の耕作活動
この天と地とを面的な融合断面に繋ごうとする聖なる意志と国家像を横に並んで繋ぐ意志や課題の織りなす世界は、まさに多様性の渦のように創造性に満ちています。長い人類史のエポックメーキングな背景が整ったときには、至上命題に従って激変という事象によって大きな変革が展開した歴史を持っていますが、今回は必ずしも革命的事象ではなく、むしろ新しい科学的認識の上に成り立つ今までとはやや異質な文明という名の「耕作活動」とが思想の変化に重なって、新しい時代が発現するもののように思われます。
もしかすると地球人類社会にとっては、今がそのときかもしれないと思います。それは従来の人間の欲望を心の起動子として活用する経済システムや人間の欲望を活動の糧とした時代や制度から離れて、人間らしい精神性や霊性に基づく社会的秩序の序章の観察から方向つけに向かって始まるように思うのは私だけでないように思います。そして、この困難で危険な時期の登坂行程を、これらの聖なる意識段階を達成されつつも多様な特性をもたれる先賢のご意志による高度な支援を私たちは常に受容しつつ生きていく覚悟をなすべきにあると思うのであります。

② 地域特性を活用する多様な進化体系
  地球上の大陸も大洋も、太陽系宇宙の一員として惑星たちの影響を受けながら地球らしい与えられた使命をいまも果たしつつあります。その地球上にある各地域には、砂漠あり、熱帯があり、永久凍土があって、また常にハリケーンの進路上にある島々も、様々な特徴を持ってビックバン以来の長い歴史を持っています。人類は民族的な発生のプロセスや指導者の特性や、地域資源の与件からくる盛衰や、様々な与件を活用する地域のもつアイデンティティは、まさに民族や国家の個性的特性を創り出しています。この特性は、与件への適応力を様々な形で長期に亘ってすすめ適応の成果に更に創造的な特性や協同する意志によって地域社会のもつ所得段階を定め、ひいては地域社会の意識水準の上の地域的な特性を定めていきます。従って地域社会やその集団である国家には個性的な風土が生まれ、この継続によって精神的かつ霊的な特性を有する人類進化の多様性ある貢献をなしとげ、地域社会やその集合体である国家の特徴的特性を生んでいます。
この地域風土という環境を生かし切る適応活動こそがLD50(新しい国家像)といわれる厳しくも地球人類の適正な進化を維持するための聖なる条件であります。そのために地球生命体の部分を構成し、地域風土のもつ役割を規定した上で、そこに住まう人たちを指導する意思ある聖なる体系に対し奉り、地域社会の人たちの敬虔な魂の声を聴取する気持ちが大切なように思うのであります。

③ 主観科学的な背景を意識した助成規範
長い歴史的期間に多くの悲劇的事象を残しながらも連綿として続けられ、今もなお覇権を賭けたある意味では情け容赦のない競争社会に生きる、力あるものの時代に陰りが生まれ、生き残るわずかのものとその支配下に降る殆どのものとの構成する社会は、長続きしないのは歴史のもの語る厳粛な現実であります。
人間の悲しい「サガ」といってもいいかもしれませんが、自己の体験した獲得形質を客観視して、その体験によって演繹できる新しい領域にとって何処に臨界があるのか、理解できるものは数少ないような気がします。科学技術の進展と通貨流通システムの高度化は、人類の真の発展に大きな貢献を示しましたが、強者に対する弱者にもその恩恵は与えられ、より小さいが故により大きなダメージを与える道が多様に開発されてしまい、強者の論理は必ずしも万能ではなくなり、様々な弱点を示すようになってきました。
一方では大きな流れに乗ったまま人間にとっての便利さや、驚嘆すべき成果の多さに気づかぬまま、ルネッサンスの時代から再考慮されないままの科学的技術というものの定義さえも怪しくなっている一方の現実があります。その中に誰もが追試して同一と視認できるというような客観的判断なるものが、実は多くの問題を伴っており、そこにある人間の五官による識別能力の問題を含めて、人間の意志や想いが形態や機能に及ぼす影響の深さを無視する問題を内包しているのであります。


地球が一つの生命体として有限の時を迎えた今、軍事力で支配し或いは経済力や経済通貨制度によって支配される筈のものが、多くの制御不能な課題を内包するものであることを、改めて重視しなければならないときが来ているとも思うのであります。
都市の再開発にこころから取り組もうとしているものにとって、「地域集団とか地域組織の善と益」のために自らの益をなげうって役務するものの崇高なこころは、稀有であるだけに意外性に満ちており、取り組むものたちだけでなく関係者の多くの方々の感動を呼ぶことがあります。
このような人間の意志が専門家の力を借りて具体的に表現され、実現に向かって立ち上がることを決意したとき表現された意志は、そのとき直ちに動き始め、その理想を実現していきます。

個の益を求めす集団の益と善を求めて、社会的ジレンマを超克しようとする地域や都市社会、そして国家という集団の意志するところは、地球生命体を構成する多くの生命を揺籃の中に育み、国家社会が意思する様になった感動の連鎖は地球全体に広がり、聖なる変化に耐えて過去を動かす巨大な力を生むようになるでしょう。

地球生命体のおかれた予断を許さぬ現状をみるとき、人間の心の働きを物的領域の因果関係として理解し、地球生命体はもちろん、その益となり善となる凡ての行為に対して、主観科学的領域を包含した科学的識別により、行われるべき多方面の助成を地球社会の随所に実現する新しい制度を試用する時が来ていると思うものであります。


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