地球生命体への善と益と
5.地球人類の集団イニシエーション(*参考資料)
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このようにして、いま世界には新しい何かが起こりつつあります。その何かは、地球生命体が太陽系宇宙の一員となるための、接近の第一歩を踏み出しつつあることと私は思います。それが何を意味するのかを理解することは、いま我々にとって最重要なことであります。
それは新しい自然王国、つまり地球生命体の主導的立場にある地球人類が、第三自己意識から第一宇宙意識への登坂行程が必要なことに驚かなくなり、自ら試みてみようとする人が少しずつ多くなっていることであります。これは地球人類がその精神体活動によって神の王国つまり魂の王国の地上への出現を試みつつあると言った方がよいかもしれません。その背景が整いつつあって国家や国民は極めて徐々にではありますが、グループ意識になりつつあり、グループという形態で働くことができる人々によって、太陽系宇宙の放たれる波動の中に調和する形で、新しい宇宙意識の集団は形成されていくもののように思われます。なぜなら、これらの人々は自ら着手した集団の中で、相対的であるにせよ、それを達成しているであろうし、グループでの意識拡大と一体になっているからであります。そして彼らは、過去において自分自身を愛したように、達成の同志である同胞への愛を達成しているからであります。
この集団的な意識改革の仕事は主として、二人の偉大なる神の子、仏陀とキリストの働きを要約して進められ、二人の働きを効果的なものにすることが、その達成に貢献するのであります。
今までの長い間には、一人の人間としてこの水準のイニシエーションを達成した人はそれなりの数になっておられると伺っています。しかし集団でイニシエーションを達成することは、極めて難しいことであり、多くの先賢が長い歴史の中の多くの局面で試みてこられましたが、凡ての実験が成功していないと聞いています。この集団的なイニシエーションには、多くの水準がありますが、いま私たちが必要とするものは、『第二または第三自己意識の意識段階から、第一宇宙意識の段階への意識改革に集団的に成功』することであります。
そして多くの先賢たちが述べられている記述や報告には、人類史の中では一度もできなかったし、信じがたいほど難しいことでありますが、こんにち始めてこれを妨げていたものがすこしずつ減少し、達成するに必要な重要な要素が少しずつ整い始め、併存しているのではないかとふと気づくことがあります。この状況は先賢たちの聖なるご努力の成果であり、もしかするとその道は日本にも米国にも世界の各地で行われている地域再生や活性化の道と相通じるものがあるかもしれないと、厳しさとともに期待してもいいような可能性に、思いをいたしている自分に気づくのであります。
そしてその道は、次の3つの方向の仕事を通じてすこしずつ、着実に進行するように思います。
① 地球市民の努力方位
集団のイニシエーションのための個人の努力が必要であり、仏陀の教えた(欲望への無執着)、冷静、識別(十二因縁、四諦の法則、十如是など)のテクニックによって行われる弟子個人による努力が必要であること。
② 集団の善と益との定義
グループ・イニシエーションのためには、イエスによる七つの戒律などを規範としてパーソナリティを「集団の善と益」とに完全に従属させる必要が理解され、個人としての自らの意志によって着手した努力によってのみ可能であることが理解されること。
③ 地球生命体の益と善
その集団の貢献目標やこれに対する具体的な努力が必要であることを理解し、万物を愛し、グループ愛とグループ・ワークというプロトコル的な融合のテクニックの真の意味を修得するとともに「グループの益と善」のために集団の努力が集中されること。
しかしながら、世界の経済通貨制度には多くの不安がつきまい2007年8月にはいると、米国の低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローン焦げ付き問題で仏金融大手BNPパリバが傘下のファンドを閉鎖したこと、そして独中堅行IKBドイツ産業銀行がサブプライム関連投資の資金繰り難に陥り、政府系金融機関に救済を仰いでいたこともあり、欧州の他の金融機関も打撃を受けているのではないかとの不安から、株安や短期資金市場の逼迫に見舞われるなど、世界の金融市場には多くの信用収縮の動きが進んだのであります。日米欧の金融当局は2007年八月十四日、米住宅融資の焦げ付き問題を背景とした信用収縮懸念がとりあえず一服し、民間金融機関が手元資金を融通し合う短期資金市場が落ち着いてきたことを受け、緊急の資金供給オペレーションを見送るなど警戒レベルを引き下げたという報道がなされるようになりました。
他方で世界銀行は、数年前から「世界開発報告」の中で現在の世界における開発パターンは持続可能ではなく、早急に対策を打たなければ社会や環境に深刻な影響が及び、市場の失敗を是正し、相反する様々な利益に対応し、持続する可能性に配慮するために地域、国、世界レベルで新たな協調体制を築く必要があることを報告するとともに、持続可能な開発を保証する負担は、地域、国家、グローバルなレベルで分かち合わなければならないし、先進国に対しては市場開放や農業補助金の削減や、途上国に対しては参加型の開発や民主主義、透明性を促進する必要があるとしているのであります。
しかし有限の見える事ここに至っては、世界に散在し偏在し分散している富を特定のシステムに従って結集して、それはもはや地球財宝と言ってもよいだろう静的な資金を、アクティブにする道(参考資料:欲望への無執着:新しい時代に適応する経済システムの特性つけ)を現実的に模索し、新しい世界通貨経済システムが必要とする変革と新たな価値観によって新制度を構築できる状況は極めて徐々にではありますが整いつつあると考えます。
これを『地球生命体の益と善という高い塀をのり越えるために持てる力』の凡てとして結集すべき刻が来たのであります。天の時と地の時は、徐々に整いつつあります。そして人類による歴史的長さにわたる貪欲支配に終止符を打つために、打てるべき凡ての手段を動員して、国家や国家群なるグループ・イニシエーションを達成する人類の未来に夢が描けるか、そして地球人類という集団に「集団の益と善」を達成するために、人類の一人一人が自らの責において賢明に行動する道を、いまこそ選択しなければなりません。
その刻はいま我々の前に近づいて来ています。力を尽くして、心を尽くして、魂を尽くして、近づいてくるその刻を待ち、立ち上がる準備を始めなければなりません。
以 上