普遍化のすすめ
第2章 創造の力と認識上の限定
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創造は異質なもの同士の融合から生じるとよく言われます。そして何かを創り出すときには創り出すための何らかの意図か欲求が必ずあります。人類は長い歴史の中で「言葉と道具」を創り出し、霊長類の中でも進化上の大きな格差を生んできました。そこでは限定された肉体の性能を向上しつつ適者生存のための道具が欲しいという要請が生まれ、その実現のために思考の連結を実現し要請を解決するアイデアを表現するための言葉が必要になりました。
問題を解決するに必要な言葉を生みだしてそれを使って「新しい認識」を獲得し、その時代におけるソリューションの道具としてきました。しかし長い期間に亘ってそれは特に優れた特性のある人物の専有物であったことが多く、一般の人はその恩恵に浴しつつ自己の要請にその水準の中で反応するばかりの存在であったように思われます。しかし、新しく迎えた時代がもつ融合のエネルギーが溢れる世紀となり、知的活動が直接的な成果を決する世界では、あらゆる人があらゆる場所で創造するパワーを発揮して、時代が必要とするあらゆる分野の創造活動に自らの意志によって参画することが要請されており、神がデザインされた頭脳の持つ性能を使い尽くす時代となり、期待される努力に見合う聖なる支援が与えられる時代が、今こそ我々の前にやって来ていると思います。
そしてその創造と調和の波動が地球を覆うエネルギーとなったとき、地球社会の新しい地平が見えてくるように思います。そこでは我々の手によって無制限に解放してしまった欲望の特性をよく理解した上で、これを我々地球上にすむ人類の意志として制御することに成功したとき、適正な進化の道に立ち戻った人類の上に聖なる支援の手が差しのべられるように思われます。そして気が付いてみると今までになかった新しい認識が新しい言葉を生んで、新しい価値に満ちあふれた生活態度が目に付く社会になっていると思われます。
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