地球社会における新文明への耕作活動へ

日本の国際貢献 Japan's international contribution

普遍化のすすめ

第3章 人類の位置つけと普遍化の構造体

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 前章で見たように人類の永い歴史の中に気づくものは、やはり広い領域を持った人間という存在にかかわる有為転変の節目となっている歴史の縺れ具合です。
 西暦の紀元前から数世紀前までは祭政一致という政治体系が世界のあちこちで見られました。そして神から認知されたと主張して世界の諸国に成立した君主制に移行し随分長い期間がたったあと、立憲君主制を経て民主主義的な政治形態が始まり、二十世紀における理想主義的な対立の時代を迎えることになったわけですが、この間における人類全体を包括するような知的な思考経過やその背景に注目してみなければならないと思います。

 古くからの聖賢の教えを参考にしつつ、人類が永い時間をかけながら進化しているとしたら、歴史上に現れてくるだろう主要な点について幾つか上げてみますと①人類は物的、情緒的、精神的そして霊的界層における広範な存在と深い関わりを持ちうる存在であること。②人類は創造された遠い過去から気の遠くなるような、そして着実な一歩一歩の階段を上がるような行程により今なお厳しい進化の道程にあること。③人類は与えられた自由意志に関する学びの行程によって常に神に回帰していること。④自由意志の行使を認められる人類は、一方では先賢による安全網が準備される中に活きていること。⑤人類とは神の分霊が活きられる可能性を持つ存在であることなどが挙げられるように思います。


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