地球社会における新文明への耕作活動へ

日本の国際貢献 Japan's international contribution

普遍化のすすめ

第3章 人類の位置つけと普遍化の構造体

P16

3.普遍化の引き出し

 私たちは毎日を時間に追われて精一杯生きています。時間的な制約と人生から得た獲得形質によって最大限に条件つけられて、日々発生する事象に対して悦びつつ悲しみつつ過ごすだけで一杯の人生を送っています。良心の囁きに乞われてこのままで良いとは誰も思っていませんが、どの様にすれば脱出できるかは解らず戸惑うまま、あるいは怠惰な時間を過ごしています。しかしそこから脱出すべきだとは偶に思うこともあります。そして私たちはその様なとき、知らぬ間に自分だけの自分のための整理を始めようとしますが、そう簡単に進むものではありません。ここで一つの整理手段として「普遍化の引き出し」つくりをお奨めしようとするのが本項の役割です。
 ここではまず「縦5段、横3列の引き出し」を持っている整理箱を心の中に創ってみます。 図2
 この整理棚の中に我々の日常に発生する様々な事象(事象を説明する言葉)を、意識の上に取り出して相対的に比較しつつ、事象を示す言葉の性格や特性を評価しながら、この引き出しという整理箱の順序立てて納めるようにします。始めのうちは納めるべき引き出しを決めるのに時間がかかりますが、恐れず大胆に納め、 入れ換える勇気を持って最も収まりやすく解りやすい順序を探します。今までの経験から一旦納めたものを変更しにくい自分を恐れる習慣などが目について自己反省する機会にもなります。日常生活の様式をテーマにしたとしますと、自分の日常に起きる様々な事象をできるだけ客観的に観察したり思い出したりして「図3.日常の生活様式における普遍化の引き出し(事例)」のように一端引き出しを埋めてみます。




←戻る目次つづき→