地球社会における新文明への耕作活動へ

日本の国際貢献 Japan's international contribution

普遍化のすすめ

第3章 人類の位置つけと普遍化の構造体

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 先章では「普遍化の引き出し」が、自分たちの人生によって得られた事象を一定のルールに従って多様な側面から整理することによって、自己の理解や認識の状態を評価したり計画的に再配置したりして調整してゆく手段にすることは、自身の人生の意味に関する新しい発見と認識を獲得する手段としてある程度は役立つ可能性があることを簡単に述べました。この考え方や手法をさらに発展させるときは、まだまだ未知領域の多い自然科学や社会科学の領域でも有用な側面を持っているか否かを少し詳しく検討するために、そして自然科学の夢である究極の理論への接近を少しでも容易にするため貢献する一つの道として有効か否かの検討を試みたいと思います。

 私たちは民度や国力などとはあまり関係なく、都市に集中する人口問題の背景を読みとり、新しい時代エネルギーの世紀に生きる人間にとっての都市の役割を具体化し、再開発の方位を決定つけるための様々な努力を重ねる裡に、都市そのものを体系化して理解する手法としてこのシステムを開発し実用的に都市計画に関する基本思想の立案や計画手法として活用してきた経過を持っています。
 また都市計画の計画者にとっては「普遍化の引き出し」とその発展系は未知領域解明への切り込み手法であるとともに、デザインツールとして創造の詳細部分の融合策やこれによる創造的ツールとして活用するだけでなく、都市計画的な部分像と全体像に関する位置つけの確認や評価手法としても有用であることが解っています。十分な都市形成のフェーズや都市特性など多くの検討事例を経験し収束された都市計画に関する普遍化の引き出しはこのように様々な効用を持つことに驚かされつつ活用しています。その理由を探ってみたいと思います。

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