普遍化のすすめ
第4章 思考と具象構造体ならびに循環系の仕組み
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5.象徴や記号からの脱出
われわれは過去数千年に亘って事象を象徴や記号によって説明されてきたし、これを我々自身思考の対象にしてきました。アダムとイブの説話も天地創造劇も同じように一つの象徴的説話であったと思いますが、象徴化された記号の意味を充分に理解するには不十分な理解力であったため、先賢の深い意図の現れであったと考える必要があると思います。
その時代から数千年を経過して情緒体制御の時代を経て知的活動が中心的課題に進んでいる現代ではこれを一歩進めて、象徴的説話の真意を適切に理解するために、これらをパターン認識に育てその組み合わせとして思考構造体モデルの上に載せられる論理体系を構築すべき時機に来ているように思います。ここでそのモデルとなるかも知れない一つの模型あるいは論理体系を参考までに先賢の教えの中から参照して提示してみます。
【人間の存在-模型】
1、万物は思想である。思想は生命エネルギーであり、一切の生命は思想活動である。万象のあらゆる状態は一大思想の様々な展開局面である。そして思想は神であり神は思想である。
2、永遠の思想は一つである。本質的な特徴は二つあり、英知と力である。そして二つが呼吸して愛が生まれた。神は三身一体である。また神は、光であり、七つの分光で構成される。この光の神々はその創造的属性である。人々は小さき神々と名付け、その姿に人間を造った。
3、人間は神の思想にして七位の姿に造られ、その本質に魂を纏う。人の願望は強く、生命の各段階に現れることを求め、遂に宇宙の普遍原質から三次元の世界に体を造り、地上の段階に降下した。その時から人間に与えられた本来の特質によって生きる事が困難になった。
4、種子は暗い地中において発芽し成長する。聖なる三身一体の至純の光の中では三次元の体は発芽することも成育を果たすことも困難であり、成長の各段階に合わせて土壌となる体が用意された。しかし必要な時間の経過と共に循環し生成発展する。彼は植物のように成長し、時いたれば完成する。ここに神の特定の措置はない。
5、人間の魂は意志、信仰、援助、そして愛によって完全なる光に向かって曳かれて行く。
1) 人間は意志することによって、これをなす力がある。
2) その力を知る事が信仰である。信仰が動けば魂が飛翔する。このとき孤独のものはない。
3) 人が高きに達するには、他の人を高きに向けて助けることにある。
4) 純潔無私な愛こそ完全なる光に導く最大のものである。
6、普遍なる愛を知るため、神は人間を地上に送られた。これを神我という。神我の発現こそ人間にとって最大のものである。
7、自然が造られたのは、神我の働きが完成して神人一体となり、肉なるものがことごとく魂に化し、かくて人間が完全な神となれば天地創造は終る。
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