普遍化のすすめ
第5章 地球人類に関する扇形構造と循環構造
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3.自然と調和する循環構造の仮構築
古くからの日本人のような農耕民族による自然崇拝への気持ちはむしろ単純明快で、①太陽はいつも東から上り西に沈むこと②太陽は日ごとに新生しまた消滅していつもその繰り返しであること。これと同じように植物も人間も輪廻転生し、三者ともこの世に常在しないものであること③三者の輪廻の中枢にあるものは「穴」であり、太陽の場合は暗闇を、植物ではその種子を穴ぐらに貯蔵し暗闇である地中を、人間の生誕は母親の胎を、死去の場合は疑似母胎である墓穴を通過して転生すること、というようなものではなかったかと思われます。総ては東方から来たり常在せず穴にこもるものと言う概念は三者に共通する本質として捉えられ、それは神の本質を現すものとして捉えられるのも自然のことだったように思われます。
この様な自然崇拝や現象の斉同性を認知することから、中国哲学では、ギリシャ哲学と同じように事象の持つ一元性を「太一」、森羅万象の持つ両極性を「陰陽」、生成発展の行程や現象循環の原理として「五行」という3つに分け、これを発展統合して一つの哲学系とし、長期にわたって多くの哲人の手が重ねられ複雑かつ実用的な体系に育っていったものとされています。そして成立の過程には人類の進化行程が加味された政治体制の確立に関わる論理の必要性によって潤色された部分も加わり難解なものになってはいるものの、その実効性は失われずに今に至っている重視すべき特性を持っています。そこで今も使われている事例を「事物属性的分類表」として以下に紹介します。
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