普遍化のすすめ
究極の理論は科学と宗教の合一的説明の理論
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終章 自己実現への旅
われわれは今、与えられた自由によって自ら創り上げた断崖の上に立っています。この断崖のもっている特徴は、断崖である以上誰にでも起きやすい錯覚や錯視に足を踏み外すことによって、人間の本質や役割から遠く逸脱してしまうという厳しい道も併せもっていますが、一方では人間にとって適正な進化段階に登る絶好の機会でもあり、天から与えられる高度な支援に恵まれた、人類史上嘗てないほどの本格的な飛躍の時でもあります。そして、そこには一人ひとりの厳しくも孤高な路もあれば、社会的集団として認識間通訳の協力の下にある地域コミュニティ"精舎"によって集団で歩く道筋もあります。
そこにある地域風土や人間の歴史、世界との関わり方から発生した地域や国家というような集団的存在にとって、永く続いた国家の覇権行動の因果を正確に理解することはほとんど困難ですが、そこに住んだ人間の悲痛な思いは、今なお厳しい波動のまま生き続けています。
この因果を超えて新しい認識に移動するには、応力に相応しい魅力的な創造世界が見えなければなりませんし、悲痛な思いを超えるほどの確かな世界が拡がっているとは、とても思えなかったのであります。そしてそれを夢としても描く力は誰にもなかったのであります。
しかし人類は永い修練のときを、さまざまな天のご支援とご指導によって人類目標に確かな弾みを加えるための重要な選択のときを迎えているように思います。そしていま、この重要な選択の能力が、現人類としての意識の分散状態からみて、この与えられた選択の行程に充分に適応しており、また意識段階の上昇速度に見合うようにする高度な対応がすでに準備されていると思うのであります。
このような背景の中にあって、われわれは如何なる自己実現への旅を選ぶのでしょうか。それはあなた自身が心を決めて学ぶことから始めなければなりません。あなた自身の良心と魂の働きにあなたの凡てを捧げ、凡ての心を尽くして、真摯に魂の声を聴き素のこころで受け容れることから始まります。魂の声に耳を傾けつつ人間の歩むべき道筋について考え、人間の誓いに生きる自分を発見したとき、あなたは今こそ自己実現への道に辿り着いたと知ることでしょう。
それが歴史を乗り越えて、永い間忘却していた人間の尊厳ある使命を取りもどす道であり、人間性そのものへの回帰の路であり、それこそが自己実現への確かな道のりであると思います。
以上
May.6.2001
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