心とものの境界領域
原子核のもつ意識の進化
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プラトンは、辞書よりももっと啓発に満ちた言い方で、客観的な形態や機能を通して主観の顕現という考え方を述べていると聞きます。
すなわち「アイディア(観念)は無形である。それ自体は質料を持たない。しかし形態のない物質に機能と形態を与えており、
顕現の原因となっている」ことは確かであると。
長い期間に亘って人類の生き方は、ゆっくりとゆっくりと変化してきて、ここにきて前世紀からの物質的文明の急展開は、
目を疑うばかりに対数曲線による変化の様相を示しています。このいわゆる進歩的な展開は、まさに人間の進化というのでしょうが、
進化という言い方は絶え間ない革新とも言えますし、
(個人の限界を超えるために、社会的なジレンマを超えても)絶えず増大する与件への反応能力を確立するというように定義もできると思います。
地球生命体社会を構成する国家や何かの目的のもとに集う国家群にも、この有限なる厳しい与件に対する反応能力は問い直し続けられています。
社会的な人間の個人的能力の限界性にも、自らが興した産業や便利さによって作り出された厳しい与件への対応能力が試されています。
一方では適者生存という生物学的な法則を超えるために、自らを遺伝子という始原までさかのぼって変革しようとする対応能力への努力が、
今もなお連綿として継続されています。