地球社会における新文明への耕作活動へ

日本の国際貢献 Japan's international contribution

日本の貢献

『3』現代文明の行方

P14

人類史の目ざすもの
 多くの先賢のお言葉を頂き累代して貴重な経験を担われた方々は、まず地球人類の目ざすものが「魂による低我三体の制御、並びに地球生命体に関する尊厳ある人間の役割への回帰」であることを確信されるものと思います。

 ここに到達された、或いは近づきつつある人類の先達であられる方々は、現在、極めて少数であられ永く地球人類の御指導体系の中に活躍され、多くの高度な弟子たちの協力のもとに、地球の各地方に存在される地域指導体系と協力されて、この人類史的なエポックメーキングな進化機会を適切な成果に結い出すために、たいへんな努力を傾注されつつあると思います。

 現代に進行しつつある国際的な社会情勢は、第2自己意識の学舎をすぎて第3自己意識における意識の拡大に進むための、多方面にわたる欲求上の制御がないまま貪欲に関わる覇権に基づく物的な展開を拡大しつつ、この段階でしか経験できない、あらゆる正反の経験を獲得させられつつある状況と見なすことができます。

 今や多方面にわたって自律的な社会原理の適用は認知されず、目には目をの物心の報復意識の相互作用は留まるところを知らず、地球社会における統合的な視点は、またもや失われて無秩序としか言いようのない病症を現出しつつあります。

 人類の永い歴史の中では、道に迷ったときが幾度もあったように思いますが、今ほど大きく運命づけられた道から逸れたことはなかったし、人類に対する支援措置の準備がこれほどまで手厚かったこともなかったように感じるのであります。それほど人類の近未来には大きな危険が潜む段階に今、人類は逢着しているものと考えるのであります。

 人間の自由意志は神聖であり、侵されてはならないものであります。今日、人類の必要と絶望感が最大のときに、先賢であり人間としての兄たちである先賢の豊かな援助の手が遂に開かれ、彼らが切望する支援が何時でも可能なように、今も提供されようとしているのであります。

 人間は、今や耳をそばだてて彼ら先達のやり方を学び、御指導を素のままの心で受け止めなくてはなりません。心ある方々は徐々に、徐々にではあっても彼らの志向をあらかじめ定められた目的に添わせるように多数の無益な執着を放棄し始めているだろうと思います。それが始まるとそれは一挙に大きな変化となって地球社会を覆い尽くすでしょう。

 そこに要求されることは、ただ人間自身からの切なる支援の要請のみであり、過去の経緯をすてさり心を開いた正しい方向付けへの支援への願いのみであります。そして先賢の助言と智恵を、その良心と素の心で受けとめて、自らの意志でもって自らを人間らしく制御するように、厳しくとも重要な方向転換をおこなう覚悟を示すことであります。

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