地球社会における新文明への耕作活動へ

日本の国際貢献 Japan's international contribution

航図なき国際社会の“新フロンティア”-日本の国際貢献

【要約】

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時代を特徴つける波動は徐々に強くなり、現代に生きる我々の社会的背景を変化させています。

 その波動は人間の魂に大きな揺さぶりをかけるように、今までの永い歴史の中で得た多くの有効な手段や政策が、あちらこちらで破綻を見せている様相を観察しているように思います。人間の判断の基底にあるものが徐々に変化しつつあり、この変化の目標となっているものと達成のために成さねばならない手段の数々を理解しなければ、国際社会における両極性の成立など有効な目標像と到達の道筋を描き出すことはできません。
 われわれは数世紀前、ルネッサンス“再生”という名前で聞いている、ヨーロッパを中心に展開した物質的な科学技術に偏重するような働きがあったことに注目しなければなりません。
これから、この働きに呼応して新しい弁証法的な転換を果たすためには、現人類の必要とする新しい思考体系を構築する、即ち人間の想いの主観的な意志が物質的な科学的事象にどの様に関係するのか、その因果関係をいわゆる客観的な科学として解明しなければなりません。
 そして「こころともの」の融合点を追求する学問体系の整備と、象徴や記号の組み合わせによる思考体系ではなく、思考領域の更なる専門分化および深化とその包括的統合体系など多くの人材の協働的な思考手順に関する体系や規範の構築が、現状打破の基盤を構成するのではないかと思います。そしてこれらの背景には高度なインテリジェント・デザインの存在があるのではないかと思う方が説明しやすい部分があることに気付くのであります。
 この科学領域の主観的な分野への拡大は、まさに新時代のフロンティアであります。人間の持つ頭脳的かつ寿命的な限界をも産み出し、多くの人々の叡智に溢れた学問的協働と新しい包括的な専門分野を産み出す必要があるものと思われます。
 ここに融合の創造から生まれる分かち合いの心が広がり、そこから発生する無公害な「新エネルギーへの道」と「高度な専門的知見を要する新産業分野」が、地球人類とその国家の新たなる分担のために準備されているのではないかと思います。
 この様な包括的な系を構築し、国家や地域において実験的に試行して更なる改善のための仮説をつくり検証しつづける以外には、人間の叡智と愛によって事態を集団的に確認して、地球人類社会のあり方を定める手段はないと思います。
 日本は今こそ起ちあがり、感性豊かな自然と触れあう基本的な点では類似した融合的思考を持ち、溢れるような活力を潜在する若い国家や国家群を中心に先進諸国と協働し、資源の活用や産業活動上の分担など、地球人類にとって希望に溢れた航図の策定について、実のある貢献を果たすべき時が来たのではないかと思うのであります。

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