地球社会における新文明への耕作活動へ

日本の国際貢献 Japan's international contribution

惑星“地球生命体”に夢と希望を!

【Ⅰ】惑星“地球”に八方ふさがりの混沌

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 米英では、1980年代の金融自由化以来、アメリカの投資銀行(証券会社)によってレバレッジを使った投資モデルが強化され、伝統的な銀行モデルよりも短期的な企業収益に貢献する機会が多いために、米英の金融界の中心はこのモデルへと移行し、スイスなど欧州大陸の金融界も、米国の金融機関のこのモデルを積極的に採用せざるを得ない状況を創りだしたのであります。

 現在まで実施されている市場経済と変動為替制度の実態を観察すれば、それは決して自由市場であるとは言えず、感情や不安の心理が働くゆえに、絶えざる管理と規制を必要とする極めて不安定なシステムと云わなければならないと思います。では、何故このような不安定なシステムを自由市場と呼び、恰も人間の自由な判断と自己責任を喧伝するかと言えば、企業組織という人間の尊厳を集団の利益に名を借りて軽んじるような特性を持つ原子のもつ意識、即ち物質のもつ特性の発現が、その根幹にあるからではないかと類推するのもやむを得ない感じが致します。 つまり国際通貨そのものを金融システム上の商品にするということは、本来通貨の持つ役割からの逸脱であり、窮極の商品形態というか、利益追求のための媒体そのものが商品になってしまい、本末転倒の結果とも言えるように思えるのであります。

 製造産業が人間固有の能力を拡大し、与条件に適応するために創造された商品ではなく、銀行がビジネスモデルという名で形創られた形態の通貨が、市場という巨大で自由かつ無防備なシステムの場をかりて、巨大規模の投下資本の力を発揮させ、鞘取りすることによって、利益を拡大してゆく体制の経済構造を創ったのであります。 そこで膨大な過剰資本を循環させて、取引のたび毎に物質の特性すなわち貪欲や支配や覇権の力を強化し、通貨そのものの商品性をますます拡大しているのであります。

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