惑星“地球生命体”に夢と希望を!
【Ⅱ】原子という物性に囚われた歴史と価値観
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宇宙の始まりのときにはただ1つの力しか存在していなかったが、宇宙が膨張し、急速に冷えていくにしたがって、この1つの力はわれわれが現在知っている4つの力(重力、電磁気力、強い力、弱い力)に分離した。
まずビッグバンから10-44秒後、宇宙の温度は1032K(ケルビン、絶対温度)のとき「重力」がわかれた。つづいて10-35秒後、温度は1028Kのとき「強い力」が、10-10秒後、温度は1015Kのとき「電磁気力」と「弱い力」が分岐した。10-7秒後、温度は1014Kのとき光子どうしの衝突がおこり正クォークと反クォークが対生成され、陽子や中性子がつくられた。10-1秒後、温度は1012Kのとき、光子どうしの衝突で電子と陽電子ができあがった。
102秒後、温度は1010Kのとき、これらの陽子、電子、中性子がまとまり、ヘリウムや重水素の原子核が合成され、元素の合成がはじまった。1015秒後、温度が103Kにまでさがり、宇宙は晴れあがり、銀河や星の形成がはじまったのである。」というものであります。
このようにわれわれは今、物質分子を構成する微細な粒子の物性や生命体に与えるメカニズムは、未だ理解できていませんが、ビックバンがあったという証拠も、NASAの宇宙背景放射探査衛星(COBE)によって示されています。
アメリカ航空宇宙局では1989~93年の間に宇宙背景放射の地図を作製しましたが、それによると、背景放射の強度分布はその放射をはなつ物質の分布と正確に一致しており、その温度はビッグバン理論が予言する温度であったと報告されています。
また、宇宙背景放射は一様ではなくわずかな変化があって、これらの変動は、宇宙が成長していくときに、銀河やその他の構造を生みだす種になるものと考えられると報告しているようであります。
いま我々は地球を取り巻く与件が、有限の時を迎えるにあたって、漸くにして宇宙創生の時までさかのぼって、ビックバンが発生する以前に、宇宙意志がどの様な“言葉”「波動」を発せられ、その波動に共鳴する粒子に、どの様な基本デザインを意図されそれを実現されたかを,理解する機会に人類史的なレベルでは、限りなく近づいているように感じます。
そしてこのことは、人間の心の放つ波動に共鳴して、物的領域がどのように反応するかの因果関係を、理解させるという意味で、極めて重要なときに至っているのであります。
それは原子の持つ意識、即ちイオン化傾向や物質のもつ支配性や、反応する力や反応圧や温度など反応条件の中に示される物性が示すところは、物的充足とよばれる事象か、貪欲と呼ばれる現象かの重要な判断が、人間の肉体頭脳の働きやその結果生まれた与件適応力に委ねられることを意味しています。
そして物的有限や適応が困難な事態に立ち至った人間群が、人間集団となって困難な事象を解決するために、学ぶべき背景として極めて高度なインテリジェント・デザインが宇宙創生の時から進化する宇宙のために用意されていると思えば比較的容易に、現在の地球情勢を理解できるのではないかと想像されます。そして複雑系の科学における共通項がかいま見える感じを受けます。