惑星“地球生命体”に夢と希望を!
【Ⅴ】大きな視線と現実的な手の働き
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この集団化という困難な行程をこの物的な有限を前にした地球社会は、国家という個を通じて学びつつ、全体と個との一体的融合を果たして、これらの凡てのことを包含する宇宙意志との完全な調和を進めなければなりません。そこには歴史的な経過を残して定められた多くの規範や認識上の障壁が意識されないまま存在しています。国境の無いに等しい情報流や国境が低くなった物流や資金の流れに、適応できないで課題に向かって立ち尽くしたり、呆然と手を拱いている状態が見られるのも当然であります。知れば知るほど対策に戸惑う気持ちが見えて参ります。
米国における特定システムによる住宅融資の焦げ付きに端を発した信用不安は、国境を越えて展開する金融機関を通じて世界的恐慌に発展しそうな様相を見せています。G8やG20の会合では、複雑な金融取引を手掛ける保険会社やファンドの世界的な監督強化に関しても厳しい規範の方向性が示される公算が大きくなっています。
米国で開催される緊急金融サミットで、世界的危機の克服と再発防止に向け、国際的な金融機関の監督強化策が主要議題となる見通しで欧州連合(EU)もIMFや監督当局間を統括する機構の改革を提示する方向が示されるようであります。
さらに、金融危機で財政難に陥った新興国に対し、IMFなどを通じた財政支援を検討するシステムが検討され、世界的な協調支援によって包括的に地球における国家社会が、新しい共生の道を求める“公の父性”の顕現に発展する可能性も期待されるような感じが生まれています。