地球社会における新文明への耕作活動へ

日本の国際貢献 Japan's international contribution

惑星“地球生命体”に夢と希望を!

【Ⅶ】夢と希望を描き出す発起人

 P25

物質的な有限に取り巻かれた現代人の使命は、この与件に適応する英知を地球全体として持つことが出来るかどうかが試されているとも言い換えられます。人類全体の進化の段階が進んできて、極めて長期に亘った原子の意識即ち物質の時代からグループ化の意識の時代へ移行しつつあることに視点を換えて判断しなければならないのであります。それは個と全体の相互関係を様々な角度から学び、個では解決できない大きな課題を集団化によって解決しなければならない時代に否応なく転換したことを知らねばならないのであります。 原子のもつ物性、すなわち物質の持つ特性や化学的特性は、イオン化傾向や化学的反応の成果に見られる支配的かつ覇権的な一般的な傾向を持っており、原子の意識によって比較的わかりやすい進化の時代を過ごしてきたのでありますが、いま人類は、地球のもつ物的有限性に適応してこれを制御するために、グループ化してこれに対処するための知的で真の内的な道、グループ化の規模に見合う思考態度を、公の父性として学ぶ態度が必要になったのであります。

ミツバチや蟻たちのような昆虫や家畜の、単なる一つの生命体である物的機能を分担する群魂ではなく、多様な意志と高度な意識が集合の状態で分布し、この分散の状況から調和の段階を進めて、凡ての意識が豊かな個性を維持しつつ集団的目的を解決するため必要な部分協働の意識に進むため目の前にある問題を統合して理解する意識のあり方を学ぶための公の父性と、地域社会に接近して見守られる天神地祇による守護指導体系を有効な形で構築して、生命体の進化に献身する覚悟を求められていると考える必要があります。

このように100年に一度の経済恐慌という側面だけではなく、地球人類が始めて当面する知的であって時として知的なものを超えた部分を感じる領域に到達することが必要なグループ化意識の時代への序曲へ突入することが必要なことに注目しなければなりません。しかし私を含めて殆どの方々は、物的な生命体の維持のために手一杯で、余程、心しないと日常に追われてしまいます。

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